ギャンブルが大好きだった祖父
私の祖父はギャンブルが大好きでした。
90歳で他界していますが、生きていればそろそろ100歳です。
祖父が好きだったギャンブルは競馬と競輪。
良く浅草の場外馬券場へ出かけて、
帰りにおみやげのあんみつを買ってきてくれました。
どちらかと言うと穴士で、たまに大穴を中てると
靴下の中に万券を隠して帰ってきて、
私と姉にお小遣いをくれました。
姉のお雛様は七段飾りですが、
祖父が競馬で大儲けをした時に購入したと聞いています。
私の記憶には気前が良く財布事情を弁えた祖父しかいませんが、
若かりし頃は結構やんちゃだったそうです。
我が家は自営業で祖父は親方職人でしたが、
職人さんの給料を持ってギャンブルに
行ってしまったことがあるらしく、
経理を担当していた祖父は何度か泣かされた経験があるんだとか。
そんな家庭で育った私はギャンブルに全く抵抗なく、
今は育児で忙しくてやらなくなりましたが、
一時期は競馬が好きでした。
やんちゃな時期の祖父のようなギャンブラーは
ちょっと困りますが、趣味としてのギャンブルは
頭脳を使う奥深さがあり、楽しいものだと思っています。